びわこ・くさつキャンパス(以下、BKC)は約15,000名の学生が在籍しており、多くの学生が自転車通学をしています。教職員も含め、自転車に乗車する者自身の安全を守ることはもちろん、キャンパス周辺地域の生活環境を守るという地域構成員としての責任を果たすためにも、以下の取組みを実施しています。
1. 自転車登録の義務化
本学では法律にも基づき、自転車通学者には以下5点を義務付けています。
・自転車防犯登録への加入
・賠償責任保険(賠償限度額1億円以上)への加入
・前照灯の設置
・鍵の設置(防犯対策)
・「通学・交通ガイダンス」の受講…登録の事務的手続きだけでなく、警察署等と連携をとり交通ルール・マナーを遵守し、安全運転するよう啓発する講習を実施しています。
また、登録自転車には「自転車通学登録シール」の貼付を義務づけており、登録番号によって通学に用する自転車の管理をしています。
<自転車通学登録シール>
2. 新入生への啓発
大学ホームページにて「通学・交通ガイダンス」を配信しており、入学後の自転車登録の際に受講を義務づけております。また、自転車を含めバイクやバスでの乗車マナーやキャンパス周辺での事例を紹介しています。
3. 地域と協働した取組み
交通安全キャンペーン
草津警察署や草津市役所、草津栗東交通安全協会等にご協力いただき、毎年春学期と秋学期にそれぞれ3日間実施しています。BKCから最寄駅であるJR南草津駅周辺へかけて、スピードの出しすぎやヘッドホンを装着しての走行、無灯火運転等の注意喚起を行うほか、生協学生委員会の協力のもと自転車の無料点検も行っています。BKC近隣には企業や小中学校、高等学校もあり、自転車に限らず通行量が多くなっているため、交通ルールを遵守するよう職員だけでなく様々な団体の学生も参加し啓発をしています。(2020〜2022年は新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、実施を見送り。)
<交通安全キャンペーンの様子>
また、交通状況や道路環境の改善について、滋賀県や草津市を始めとする行政機関等とも定期的に協議し、連携をはかっています。 |